腱鞘(tendon sheath) †
外側は線維鞘、内側は滑液鞘と呼ばれる。*1
体肢などの長い腱をつつんで、これを保護する袋状の膜装置である。もともと関節包が長く腱をとりまいたものであって、外層は線維鞘であるが、その内層は滑膜からなる滑液鞘で、滑液を分泌して骨に接近する腱の滑動を円滑にする働きをする(手や足の屈筋腱、伸筋腱に多く見られる)。*2
*1Rauber-Kopsch解剖学 腱鞘: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Rauber-Kopsch/band1/342.html
*2TA(1998)に基づく解剖学 滑液鞘 Synovial sheath(Vagina synovialis): http://cal.med.keio.ac.jp/ta/A03_0_00_040.html
*2TA(1998)に基づく解剖学 滑液鞘 Synovial sheath(Vagina synovialis): http://cal.med.keio.ac.jp/ta/A03_0_00_040.html
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:12