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腸管内で消化液やホルモンを分泌する細胞。*1
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生体内の特定の細胞で産生されて血流で標的となる臓器に運ばれ、それを受け取る受容体を持つ細胞に作用して特定の応答を引き起こす物質。名前の由来は、ギリシャ語で「興奮させる」という意味の hormaein とされる。血液を介して情報伝達を行うため、血管が通っていれば離れた部位にも作用できる。体内に100種類以上のホルモンが確認されており、体の各部位ごとに異なる種類のホルモンが分泌される。ホルモンは微量で十分な作用を及ぼす。ホルモンの量が過剰であると、その作用が低下する場合も報告され…
臓器に特異的な幹細胞とその幹細胞から分化した細胞群を含む細胞塊。ミニ臓器とも呼ばれる。脳や腎臓、膵臓、小腸など様々な臓器に特異的なオルガノイドが確認されている。上皮細胞間リンパ球を体外で生存させる際に必要。小腸のオルガノイドには、幹細胞以外に吸収上皮細胞、パネート細胞、杯細胞、腸内分泌細胞が含まれる。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
体内の消化管から分泌される液体。様々な消化酵素を含み、それらが摂取した物質を消化(代謝)する。消化液に含まれる酵素によって、最終的にタンパク質はアミノ酸、糖質は単糖類、脂肪は脂肪酸とグリセリンになる。胆汁は消化酵素を持たず、脂肪の乳化を行う。分泌部位消化液名含まれる酵素分解されるもの(基質)分解後の生成物液性口腔唾液アミラーゼデンプンマルトース中性胃胃液ペプシンタンパク質ポリペプチド酸性膵臓膵液マルターゼマルトースグルコース塩基性リパーゼ脂肪脂肪酸、グリセリンペプチダーゼポリ…
消化管のこと。主に腸。
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