健康用語WEB事典

腸内細菌利用糖(microbiota-accessible carbohydrates: MACs)

体内へ取り込まれずに腸内細菌の栄養源となる難消化性・難吸収性の糖類食物繊維)。腸内環境を改善し、健康維持や疾患予防に寄与することが知られている。*1

L-アラビノーススクロースを同時に摂取すると、どちらも腸内細菌利用糖として機能し、特定の腸内細菌に協調的に作用することにより酢酸プロピオン酸の産生を相乗的に促進させ、高脂肪食誘導性の肥満を抑制することが報告されている。

タグ: 腸内細菌 糖類 食物繊維 肥満

*1腸内細菌の栄養源となる二つの糖の協調作用が肥満を抑制-腸内細菌利用糖の組合せによる新規プレバイオティクス開発に期待-:[慶應義塾]: https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2022/7/20/28-125756/

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このページの最終更新日時: 2022-07-23 (土) 20:36:10