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寛骨の最も外側に位置する、骨盤の中で最大の骨。
関連する用語
左右の腸骨の上端の最高点を結んだ線。脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔を行う際の指標となる。第四腰椎の高さを通ることが多いとされる。
造血幹細胞を含む骨髄の液。自家造血幹細胞移植に用いるものは腸骨から採取する。
あらかじめ末梢血幹細胞または骨髄を採取して凍結保存しておき、化学療法によって腫瘍細胞を死滅させた後に静脈から体内に戻して骨髄の造血を再構築する治療法。自家移植とも。末梢血を採取する場合にはG-CSFを5日間以上注射した後、血液成分分離装置を用いる。骨髄を採取する場合は全身麻酔をし、左右の腸骨から太い針を用いて複数回かけて約1Lの骨髄液を取るため輸血が必要。
血球の産生(造血)を行う骨髄。赤血球などが多いため見た目が赤い。赤色髄とも。幼児の骨髄は全て赤色骨髄であるが、加齢によって血球産生能力は衰えて造血できなくなると黄色骨髄に変化する。成人で主として体幹の骨(頭蓋骨・椎骨・胸骨・肋骨)および上肢帯・下肢帯の骨(寛骨など)と上肢・下肢では上腕骨・大腿骨の海綿質の近位端に限られる。例外的に、長骨の骨端や短骨、扁平骨と不規則骨の骨髄は生涯赤色骨髓のままであるとされる。造血を行っている(または十分な造血能力を持つ)骨髄。造血細胞が多いので…
腸骨、恥骨、坐骨から構成される寛骨のこと。胴体と下肢の間に存在し、それらを繋ぐ役割を持つ。骨盤帯とも。
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