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末梢組織から来る体性感覚情報と味覚情報を大脳皮質の体性感覚野へ中継する視床核群。*1
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知覚、思考、記憶などの機能を司る脳の部位。大脳の外側に位置する薄いシート状に並んだ細胞からなり、クルミ状に折り畳まれた外見を形作っている。以下の部位に分けられる。-大脳新皮質-大脳辺縁系--中間皮質--大脳旧皮質--大脳原皮質大脳皮質の神経細胞は、表層から以下の順で脳表面に平行な層に分かれて配置されている。-大脳皮質Ⅰ層-大脳皮質Ⅱ層-大脳皮質Ⅲ層-大脳皮質Ⅳ層-大脳皮質Ⅴ層-大脳皮質Ⅵ層タグ:
中枢神経系以外の組織。末梢神経が分布する。視床下部腹内側核に存在するSF1ニューロンの活性化によって、インスリン受容体とAktが共に活性化し、骨格筋など末梢組織においてインスリンの働きが高まり糖の利用が増加することが報告されている。
体性感覚の情報を受け取る大脳皮質の部位。-一次体性感覚野(S1)-二次体性感覚野(S2)
脊髄から視床(腹側基底核群)に痛みを伝達する神経経路。ヒトが痛みを伝える神経の経路は一般的に、痛み刺激の入力により痛覚受容器が興奮し、脊髄内でシナプスを替えて対側の主に脊髄視床路を上行し、視床を経由して大脳辺縁系や大脳皮質へ投射される。以下の2つに分類される。-外側脊髄視床路-内側脊髄視床路
視床に存在する神経核のうち、運動や感覚に深く関わるもの。以下の神経核が属する腹側核群。-前腹側核-外側腹側核-後外側腹側核-後内側腹側核前腹側核と外側腹側核はそれぞれ運動野と相互的神経線維連絡を有し、運動制御において重要。これらの障害によって不随意運動や運動失調などが生じる。後外側腹側核と後内側腹側核は感覚の中継核であり、体性感覚野と相互的神経線維連絡を有する。
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