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腹筋からできる、腹部の体壁。*1
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腹壁の前方。以下の筋肉によって構成される。-腹直筋-腹横筋-錐体筋-腹斜筋--外腹斜筋--内腹斜筋
触診すると腹壁が板状に硬く触れる状態。常位胎盤早期剥離や消化管の穿孔・破裂において確認される。
胸神経の分岐(前枝)。肋間を肋骨の下縁に沿って肋間動脈および肋間静脈とともに伸び、胸壁の筋肉(肋間筋、肋下筋、胸横筋、上後鋸筋、下後鋸筋)や皮膚に伸びる。壁側胸膜や腹膜にも分布する。第7~第12肋間神経は肋間隙では終わらず、ここを越えて腹壁に入り白線周辺まで達する。上方の11対は肋間にあるが、12番目は最下の肋骨の下方にあるので、これは肋下神経とも呼ばれる。
腹腔、骨盤腔、後肢のリンパを集める乳糜槽から連続するリンパの集合管。全長は35〜40cm。左右の腰リンパ本幹、腸リンパ本幹、左頚リンパ本幹、左鎖骨下リンパ本幹、左気管枝縦隔リンパ本幹の6つが合流してできる。両側の下肢、腹壁、骨盤壁、骨盤内臓、腹腔内臓、左腕、頭と首の左側、胸部の左半、左肺、心臓左半のリンパ液を集める。
腹部の疾患や手術の治療後などに起こる、腸の働きが鈍って食物の処理能力が低下したり、腸の中が詰まったりする症状。イレウスとも呼ばれる。術後に起こる腸閉塞は、腸が別の臓器や腹壁に癒着することが原因となる。腫瘍や異物、物理的な捻れによって塞がる場合もある。物理的な通過障害だけでなく、腸管の蠕動運動が麻痺したり、痙攣することによる腸の内容物の通過障害も含めてイレウスと呼ばれます。以前にお腹の手術をされた経験のある方は、お腹の中で腸同士や周りの臓器と癒着を起こす事があり、腸閉塞を起こす…
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