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腹膜の炎症。急性虫垂炎の悪化によって引き起こされる。
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腹部の内臓(胃、肝臓、小腸、大腸など)の表面を覆っている膜。毛細血管が網の目のように存在する。腹膜には、臓器を覆う臓側腹膜と体壁の内面を覆う壁側腹膜の2枚があり、これらに囲まれた空間は腹膜腔と呼ばれる。
虫垂で起こる炎症。盲腸とも呼ばれる。年齢を問わず発症するが、10~20代が多いとされる。虫垂炎は、一般には“もうちょう”もしくは“盲腸炎”という通称で知られていますが、これは昔、虫垂炎の発見が遅れ、炎症が盲腸まで広がった状態で発見されたケースが多かったことに由来しています。糞石などの異物が虫垂の中で詰まることが原因となる。重症化すると虫垂に穴が開き、腹膜炎が起こる恐れがあるため手術が行われることが多い。初期状態では臍の上部周辺に痛みが現れ、徐々に痛みが腹部右下に移る。その頃に…
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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