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コラーゲンから構成される結合組織の成分。
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動物の体内で最も多いタンパク質。細胞外基質のひとつ。身体を構成する全タンパク質の約30%を占める。皮膚や腱、角膜では水分を除いた分の80%程度を占める。皮膚や骨、軟骨、血管などに分布し、細胞外基質において組織に力学的強度や柔軟性を与えたり、細胞同士を接着したりする。また、細胞間の情報伝達や細胞の増殖にも関与することが知られる。コラーゲンはポリペプチド鎖(これをα鎖と呼ぶ)が3本捻れた螺旋構造を作っており、この構造により酵素などによる分解を受けにくくなっている。この構造はトロポ…
体内の器官の間の結合や充填を役目とする組織のこと。線維芽細胞を主とする数種類の細胞と、それを取り巻くコラーゲンなどの細胞外基質から構成される。広義には骨や軟骨も結合組織に含まれるとされる。結合組織は、それを構成するタンパク質によって以下の種類に大別できる。-コラーゲン線維(膠原線維)-弾性線維-細網線維
ムコ多糖で不溶性食物繊維のひとつ。不溶性の硬い結晶。N-アセチルグルコサミンがグリコシド結合によって直鎖状に数千〜数万個つながった構造を持つ。組織や細胞の硬く維持するために必要な成分で、エビやカニの殻の構成成分(甲殻類の支持組織)でもある。キノコなどの菌類の細胞壁や昆虫の外皮にも含まれる。キトサンは、キチンのN-アセチルグルコサミンの構造の一部がグルコサミンに変わった多糖類。キチンおよびキトサンには、抗菌作用、降コレステロール作用、腸内環境改善効果などがあるため健康食品やサプ…
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