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膵臓のこと。
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低血糖の遷延により大脳(大脳皮質、海馬、基底核など)が広範に障害され、記銘力低下や意識障害、昏睡などの中枢神経症状が出現する致命的な疾患。一般的に重症低血糖脳症が遷延した場合予後が悪く、不可逆的な脳実質の変化や高度な萎縮を来たして死亡することも少なくないとされる。原因は糖尿病の薬物療法によるものが最も多く、インスリノーマや膵外腫瘍、インスリン自己免疫症候群などでも起こり得る。タグ:
ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。食後直ぐに分泌が始まり、4〜6時間は高い濃度となる。主に迷走神経を刺激する。膵ポリペプチドは特に肉類の摂取により分泌が促進され、消化管機能や膵外分泌機能の調節因子として働くと考えられている。ヒトでは分子量約1万の前駆体からプロセシングされ、前駆体のC末端から生じる20アミノ酸残基のイコサペプチドとともに細胞外へ分…
膵管内に出来る腫瘍。膵臓にできる嚢胞性腫瘍の代表。良性腫瘍と悪性腫瘍のどちらも含まれる。健康診断などで膵嚢胞(液体が貯留した病変)として偶然見つかることがある。責任分子としてMNX1、HNF1Bが報告されている。膵管内に盛り上がるよう(乳頭状)に腫瘍が増殖し、それが粘性のある液体を分泌して膵臓中に嚢胞を作ったり、膵管を塞ぐことで膵炎を引き起こしたりする。膵管内で発育した腫瘍が浸潤して膵臓がんを形成する。検査によって膵臓内に液体が溜まっていたり、膵管が拡張したりといった現象が観…
複数の内分泌腺に腫瘍が生じる疾患。以下の二種類が代表的。1型は下垂体や副甲状腺、膵内分泌腺に腫瘍が発生し、2型は甲状腺、副甲状腺、副腎に腫瘍が発生する。-MEN1-MEN2タグ:
食事の際に腸管から血液中に分泌されるホルモン。GLP-1とGIPの2種類がある。名前の由来は腸分泌インスリン(intestine secretion insulin)を短縮したもの。どちらもインスリンの分泌を促進するが、血糖値が低いときは作用しないため低血糖を起こしにくい。この性質から糖尿病の治療薬に利用される。1902年に腸管粘膜内に膵外分泌腺刺激ホルモンであるセクレチンが発見された後,1906年に腸管粘膜の抽出物が尿糖を減少させる働きもあることが明らかとなった.この血糖を…
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