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膵液に含まれるα-アミラーゼを明示的に指す呼び方。
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膵臓から十二指腸に分泌される消化液。炭酸水素イオンを含み、pHは8〜8.3のアルカリ性を示す。一日に1〜3Lが分泌される。膵液の分泌はセレクチンやコレシストキニンによって促進される。アルカリ性の膵液によって十二指腸内で胃酸が中和され、消化酵素が至適pHで機能できるため消化および吸収の効率が高まる。膵液は、高濃度(刺激時には140 mMに到達)の重炭酸イオン(HCO3-)を含むアルカリ性(pH8以上)の等張液(~2L/day)に消化酵素を混じたものです。アミラーゼやトリプシンな…
アミラーゼのひとつ。唾液や膵液に含まれるエンド型の消化酵素。膵液に含まれるα-アミラーゼを明示的に指す場合は「膵α-アミラーゼ」とも表記される。膵液のα-アミラーゼは唾液のものよりも数十倍強力に分解を促進する。デンプンの中の糖類の結合を無造作に分解し、デキストリンやマルトース、イソマルトース、マルトトリオースを生成する。α-アミラーゼはα-1,4結合で連なるグルコース配列をランダムに切断するエンド型のデンプン分解酵素で、動植物や微生物などの多くの生物がエネルギーを得る過程で必…
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