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膵液に含まれるアミラーゼのこと。P型アミラーゼとも呼ばれる。
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同じの化学反応を触媒する酵素でありながら、タンパク質の一次構造(アミノ酸配列)や存在する場所(組織分布)が異なる酵素。アイソエンザイムとも呼ばれる。例えば、唾液のアミラーゼ(唾液アミラーゼ、S型アミラーゼ)と膵臓のアミラーゼ(膵アミラーゼ、P型アミラーゼ)はアイソザイムである。高アミラーゼ血症などの疾患の診断基準として、血液や尿に含まれるアミラーゼを測定するが、そのアミラーゼがどちらの器官から分泌されたものかをアイソザイム分析で検査する必要がある。血中・尿中アミラーゼは,その…
デンプンが持つグリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。AMYやジアスターゼとも呼ばれる。消化液中には唾液や膵液に多く含まれる。唾液に含まれるアミラーゼを唾液アミラーゼ(S型アミラーゼ)、膵液に含まれるアミラーゼを膵アミラーゼ(P型アミラーゼ)と呼んで区別する場合がある。S型アミラーゼは腸管や肺、卵巣などにもわずかに存在する。食品にもアミラーゼを含むものがある。唾液に含まれるアミラーゼの活性を調べることで、副交感神経のストレスを調べることができる。ストレスにより唾…
膵臓から十二指腸に分泌される消化液。炭酸水素イオンを含み、pHは8〜8.3のアルカリ性を示す。一日に1〜3Lが分泌される。膵液の分泌はセレクチンやコレシストキニンによって促進される。アルカリ性の膵液によって十二指腸内で胃酸が中和され、消化酵素が至適pHで機能できるため消化および吸収の効率が高まる。膵液は、高濃度(刺激時には140 mMに到達)の重炭酸イオン(HCO3-)を含むアルカリ性(pH8以上)の等張液(~2L/day)に消化酵素を混じたものです。アミラーゼやトリプシンな…
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