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膿、粘液、血液を含む便。粘血便に膿を伴ったもの。
関連する用語
赤痢のひとつ。3類感染症。ヒトからヒトへ感染する。以下4種類が原因となる。-志賀赤痢菌(S. dysenteriae)-フレキシネル赤痢菌(S. flexneri)-ボイド赤痢菌(S. boydii)-ソンネ赤痢菌(S. sonnei)潜伏期間は1〜3日で、主な症状は全身の倦怠感、悪寒を伴う急激な発熱、下痢、腹痛、しぶり腹(テネスムス)、膿粘血便。
摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。健康な便は食べた食品の種類に関わらず、7〜8割が水分で残りは食物繊維、腸内細菌、剥がれた腸内の粘膜、粘液、消化酵素などの固形分。これらを除いたものが摂取した食品が消化吸収された後の残留物。通常、小腸から20時間以上かけて肛門まで移動する。便が大腸の時間を通過する時間が長いほど水分が吸収され硬い便となる。便の黄色や茶色は胆汁に含まれるビリルビンの色。
病原体と白血球(好中球)の死骸を含む液状のもの。けがをした後で傷口が化膿することがあるが、白いうみのほとんどは、この好中球が病原体と戦った後の死骸である。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。体重60kgの成人では4.5〜5リットル。体重の約8%(13分の1)を占める。血液の25%を失うと体温や血圧低下が起こり、35%を失うと意識障害が発生する。心臓から送り出される血液は動脈、心臓に戻る血液は静脈を通る。人間が生命活動を維持できる血液のpHの範囲は 6.8~7.8。通常は 7.35〜7.45 となるように調節される。血液のpHはHCO3-(…
粘膜が持続的に分泌する液状の層。上皮細胞の保護や病原体の侵入を防ぐ役割を持つ。粘液中には病原体を殺すための酵素や塩化リゾチームなどの抗菌物質が含まれる。気道では、粘膜細胞から分泌された粘液が侵入しようとする病原体などの異物を絡めとって殺菌などの処理を行い、鞭毛を使って粘液ごと体外に排出させようとする。風邪をひいたときに出る痰は、まさに、病原体を絡めとった後の粘液と、その駆逐のためにはたらいた白血球の残骸が混ざったものである。
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