健康用語WEB事典

自律性体温調節(autonomous thermoregulation)

動物の体温調節の仕組みのひとつ。不随意の生理反応を通じた体温調節。発汗皮膚血管調節、ふるえ熱産生非ふるえ熱産生など。*1

人間の体温調節では、暑いとをかいて熱を逃がし、寒いと筋肉を震わせて熱を作ります。こうした反応は自らの意志とは関係なく自律的に起こるので、「自律性体温調節」と呼ばれます。*2

*1自律性体温調節 中村和弘(名古屋大学大学院 医学系研究科): http://www.nips.ac.jp/thermalbio/handbook/2-1v2.pdf
*2体温調節の行動には温度を「感じる」必要がないことを発見 熱中症の発症メカニズムの理解に大きな一歩: https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_J/research/pdf/Scientific_Reports_20170711.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-02-08 (金) 09:03:44