健康用語WEB事典

関連する用語

食道がん

食道の粘膜から発生するがん。50歳以上の罹患率が高い。粘膜への浸潤が浅いうちから周辺のリンパ節に転移しやすく進行が速いため、手術と放射線治療が主となる。胃がんの診察のための内視鏡検査によって発見されることがある。自覚症状は喉や鳩尾の違和感、食事の際の食べ物のつかえや食道がしみるなど。キャベツや大根、小松菜などの摂取によって発症率が下がり、逆にタバコやアルコール飲料の摂取によって発症率が上昇することが報告されている。食道がん手術は手術ストレスが大きく、呼吸不全などの術後合併症の…

細菌性肺炎

細菌の感染が原因となる肺炎。原因となる細菌には肺炎球菌（主にストレプトコッカス・ニューモニエ）、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、肺炎桿菌などがある。世界中で毎年100万人以上が死亡する。自覚症状は発熱や倦怠感、咳、痰（黄色のことが多い）、呼吸困難。結核菌による細菌性肺炎は肺結核として区別される。タグ:

C型肝炎

最も慢性肝炎へ移行しやすいウイルス性肝炎。C型肝炎ウイルスの感染による肝炎。血液を介して感染する。肝がんの原因のの70～80%を占める。自覚症状はなく、放置すると肝硬変へと進行する。診断はC型肝炎ウイルスに対する抗体の有無。インターフェロンによる抗ウイルス療法が用いられるが、副作用が強く高齢者には向かない。C型肝炎の患者では病初期から腸内フローラに変化が見られ、ウレアーゼ遺伝子を持つレンサ球菌が増加していることや肝臓での胆汁酸代謝酵素の発現異常が原因となり、便に含まれる胆汁酸…

外耳道真菌症

外耳道に起こる真菌症。主にアスペルギルス属真菌が原因となるアスペルギルス症。耳掃除を頻繁に行ったり、長時間密封型イヤホンを使用することで菌が繁殖しやすくなることが一因であるとされる。自覚症状は耳の痒み、耳垂れ。悪化すると鼓膜に穴が空き、耳閉塞感や耳の痛みが現れる。治療は外耳道の清掃や洗浄、ラノコナゾールなどの抗真菌性外用薬など。タグ:

脂肪肝

肝臓の組織で、脂肪滴を伴う肝細胞が30%以上認められる状態のこと。アルコールが原因となるアルコール性脂肪肝と、それ以外の生活習慣が原因となる非アルコール性脂肪性肝疾患に分類される。自覚症状がない。血液検査では、ASTやALT、γ-GTP、コリンエステラーゼなどの異常、血糖値や総コレステロール、中性脂肪などの高値が確認される。脂肪肝モデルマウスでは、空腹時門脈血液中の遊離アミノ酸のうちメチオニンとチロシンの低下が肝細胞の脂肪毒性に対する酸化ストレス応答を妨げ、脂質放出を抑制する…

根尖性歯周炎 皮質白内障 老人性色素斑 ニューモシスチス肺炎 ベーカー嚢腫 常染色体優性多発性嚢胞腎 胸腺腫 舌がん 胃石 メキシレチン 糖尿病 筋固縮 代償性肝硬変 糖尿病性神経障害 慢性脳循環不全症 骨髄異形成症候群 癜風 腺腫様甲状腺腫 逆流性食道炎 機能性消化管疾患 …

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