健康用語WEB事典

菜種油(rapeseed oil)

菜種から得られる。少量の飽和脂肪酸と豊富な不飽和脂肪酸が含まれ、2種類の必須脂肪酸リノール酸α-リノレン酸)を含む。エルカ酸の含有量が極めて多く、総脂肪酸の約60%を占める。*1

キャノーラ油菜種油の一種。菜種油には過剰摂取によって心臓に対する毒性を持つエルカ酸エルシン酸)を含むが、エルカ酸グルコシノレートをほとんど含まない新品種として開発されたのがキャノーラ品種と呼ばれる。*2

菜種の種類によって異なるが、脂肪酸オレイン酸が64%、リノール酸が19%、α-リノレン酸が9%、パルミチン酸が6%。ビタミンEを含む。キャノーラ油オレイン酸が多くなる。*3

タグ: 油脂 脂質 植物油

*1食品安全関係情報詳細 香港食物環境衛生署食物安全センター、「キャノーラ油と食品安全」について一般向けにリスク情報を公表: http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03350820482
*2奈良産業大学ビジネス学部 ナタネのはなし: http://www.nara-su.ac.jp/koken_pj/index1.files/Page353.htm
*3知識ゼロからの健康オイル 幻冬舎 井上浩義(2016/11/10): https://amzn.to/33T3Rad

ご意見・ご要望をお聞かせください。


菜種油に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-10-21 (水) 09:19:45