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体表面を汗で濡らし、その気化熱を利用して体温を下げること。ヒトの場合、エクリン腺からの発汗でこれを行う。*1
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身体が持つ温度。通常は平衡温を指す。健常者の平均体温は36.89±0.34ヒトを含む哺乳類は恒温動物であり、外界の温度に関わらず体温を一定(約37℃)に保とうとする。体温を維持するためのエネルギーは、食物を異化する際に生じるもの。内臓の温度を特に深部体温と呼ぶ。体温は細胞単位で調節されることが確認されている。環境温度が低下すると細胞自らが温度の変化を感知し、細胞を構成する脂質分子の形を変化させることで温度調節を行う。細胞による温度調節に関わる脂肪酸不飽和化酵素のDESAT1は…
主に体温上昇によって塩分を含む汗を分泌する汗腺。コリン作動性神経の特殊な交感神経が支配する。汗の分泌部分はコイル状になっており、ここで分泌された時点で含まれるナトリウムイオンと塩化物イオンの濃度は血液とほぼ同じである。分泌部から重層上皮の管を通って皮膚に放出される。管の上皮細胞にはナトリウムチャネルとCFTRが発現しており、それぞれナトリウムイオンと塩化物イオンを再吸収する。
汗腺から汗を放出すること。
皮膚内にある汗腺から分泌される液体。体温調節や病原体からの防御、皮膚の乾燥防止などの働きを持つ。-ナトリウム-塩素-カリウム-カルシウム-重炭酸イオン-アンモニア-尿素-乳酸
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