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最も単純な構造のジカルボン酸。主に植物にシュウ酸カリウムの形として存在するアク(えぐ味)の成分。漢字では蓚酸。示性式は 体内でカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムとなり、カルシウムの吸収を阻害する。また、多量に摂取した場合は尿路結石の原因となる。食用野菜ではホウレンソウに多く含まれるが、その量は収穫時期によって 100g 中に 400〜1000mg 前後の範囲で変動する。その他の一般的によく食べられる野菜にシュウ酸が多いものはほとんど無い。
狭義では水に溶けて酸性を示す物質の総称。塩基と反応して塩を作る。-アレニウスの定義では、水に溶けてH+(H3O+)を生じる物質が酸と定義される。-ブレンステッド・ローリーの定義では、H+を与えるもの(プロトン供与体)が酸と定義される。-ルイスの定義では電子対受容体が酸と定義される。例えば、酢酸は水に溶けると以下のように電離してプロトン(H+)を生じるとされる。CH3COOH → CH3COO- + H+実際にはH+というイオンは存在しえないので、厳密には水と反応してヒドロニウ…
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