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血液凝固因子を直接阻害することで抗凝固作用を示す内服薬。当初は新規経口抗凝固薬(NOAC)と呼ばれた。ワルファリンと異なり、効き目の個人差が比較的少ないため固定用量での内服となり、頻回の採血が不要であり、また食事や他薬剤の影響を比較的受けにくい、即効性があるといった利点がある。トロンビン(血液凝固第Ⅱa因子)を阻害するダビガトランや血液凝固第Ⅹa因子を阻害するリバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバンがある。P-糖タンパク質とCYP3A4によって代謝されるため、これらを阻害…
胃液(胃酸)を中和して胃の粘膜を保護する薬剤。pHを上昇させ、酸を中和する。消化性潰瘍や胃炎などの症状を軽減させるために使用される。尿のpHを上昇させるため、酸性の非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の排泄が増加し、NSAIDの血中濃度が低下することがある。酸化マグネシウムを緩下剤として投与(1日2,000mg未満)していた場合、制酸剤によってその便秘予防効果が阻害されることが報告されている。タグ:
呼吸で取り込んだ酸素が体内で代謝される過程で、他の物質と反応しやすく不安定な状態に変化する。このような不安定で他の物質を酸化する作用を持つ、酸素に関連する分子やイオンを活性酸素と呼ぶ。活性酸素は殺菌効果があり、外部から侵入した菌に対抗するなど体に必要な働きもするが、過剰に増えると脂質などの細胞を酸化する原因となる。タンパク質上のシステイン残基を酸化するとされる。人体は酸素を利用する過程で様々な活性酸素が発生するため、それを取り除く仕組みを持っているが、過剰な増加や想定していな…
マスト細胞に発現するMas関連Gタンパク質共役型受容体。薬剤はこの受容体を介して直接マスト細胞を刺激することでヒスタミンなどの脱顆粒を誘導し薬剤性アナフィラキシーを招く。タグ:
GNEミオパチーで不足したシアル酸を補うための経口投与可能な薬剤として開発されたシアル酸の一種。タグ:
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