健康用語WEB事典

薬剤溶出性ステント(drug eluting stent : DES)

ステントを留置した部分の血管が慢性期に狭くなる(再狭窄)ことを防止するために、金属製のステントの表面に新生内膜増殖を抑制する薬剤が塗布されているステント冠動脈ステント留置治療の大部分で使用されている。*1*2

薬剤の種類やその溶出速度が異なる様々なタイプが開発されている。

副作用として冠攣縮遅発性ステント血栓症?が報告されている。

*1東北大学大学院医学系研究科 世界初「腎-脳-心臓」連関:腎臓から心臓を治療する 冠攣縮性狭心症に対する腎動脈交感神経除神経治療の可能性: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press201722_01web.pdf
*2薬剤溶出性ステント留置後の抗血小板療法の現状と展望 下浜孝郎 亀田良 阿古潤哉 北里大学医学部循環器内科学: http://mlib.kitasato-u.ac.jp/homepage/ktms/kaishi/pdf/KI43-2/KI43-2p105-110.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-10-06 (日) 13:45:53