最近更新された用語
生薬の成分を含む酒。
関連する用語
正月の祝儀に用いられる薬酒。清酒やみりんに複数の生薬(屠蘇散)を漬け込んだもの。現在ではサンショウ(山椒)、サイシン(細辛)、ニッケイ(肉桂)、カンキョウ(乾薑)、ビャクジュツ(白朮)、キキョウ(桔梗)などが主に用いられる。国内における初のリキュール。屠蘇は漢の医者である華佗が発明したもので、平安時代初期に伝来したとされる。語源は「蘇」という悪鬼を屠るという意味。胃腸の働きを整え、喉や気管支を保護し、風邪の予防や初期に有効とされる。
糖が酵母によるアルコール発酵を受けて生成されるアルコール(エタノール)を含む飲料。国内の酒税法においては、医薬品を除くアルコール分1度以上の飲料を指す。-醸造酒-蒸留酒-混成酒
天然の植物や動物から得られる医薬品。漢方で主に用いられる。複数の成分の中に含まれる有効成分の働きによって効果が現れる。そのため、他の成分との複合的な効果があるという点では優れている可能性があるが、即効性や特定の症状への選択性という点では、単一成分からなる化学的なプロセスを経て生成された医薬品に劣る。現代の医薬品の多くは、生薬から疾患に効果のある成分のみを抽出・調整したものが主である。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。