虚血再灌流障害(ischemia-reperfusion injury) †
血管が閉塞などによって組織の虚血が続いた後に、血流が正常に戻ること(再灌流)によって生じる障害。*1
再灌流によって活性酸素種が大量に発生し、損傷を受けた部位では細胞が膨潤したネクローシスが起こる。心筋においては不整脈による突然死の原因になり得る。
脳や心臓、肝臓、腎臓において、NHEが虚血再灌流障害の発症および進展に密接に関与しており、NHEの阻害薬が保護効果を示すことが報告されている。*2
*1虚血性心疾患に保護効果を示す化合物を開発 | 理化学研究所: http://www.riken.jp/pr/press/2018/20180221_1/
*2大阪薬科大学 薬学部/大学院薬学研究科 腎虚血・再灌流障害の病態発症および進展機構に関する研究: https://www.oups.ac.jp/gakujutsu/kiyo/vol2/10_yamashita-matsumura_kiyo08p.pdf
*2大阪薬科大学 薬学部/大学院薬学研究科 腎虚血・再灌流障害の病態発症および進展機構に関する研究: https://www.oups.ac.jp/gakujutsu/kiyo/vol2/10_yamashita-matsumura_kiyo08p.pdf
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このページの最終更新日時: 2018-08-29 (水) 16:05:16