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タンパク質を多く含んだ尿。
腎臓などの機能低下が起きている場合に尿蛋白の検査で検出される。
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数週〜数ヶ月で急速に進行する腎不全と血尿、蛋白尿、赤血球円柱、顆粒円柱等の腎炎性円柱などを特徴とする、腎臓の糸球体に起こる炎症。平均発症年齢は65~70歳と高齢者に多い。腎生検では半月体が認められる。発症には自己免疫が関わると考えられている。症状は全身倦怠感、微熱、食欲不振、息切れ、呼吸困難、咳、血痰、痺れ、出血斑などがある。無症状の場合もあるとされる。タグ:
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
縦12cm、横5~6cm、厚さ2.5cm、重さ140g程度のそら豆型の臓器。人体には腰(背中側)の左右に二つの腎臓があり、位置は第十一胸椎から第三腰椎の間。右腎は左腎よりやや低い位置となる。また、左腎は右腎よりも重い。1分間に約1Lの血液が流れ込み、心臓以外では体内で最も血液の流れが多い臓器とされる。立ち上がると腎臓の位置は通常、約2~3cm下がる。痩せ型の人では下がりやすく、骨盤の中まで下がる場合がある(遊走腎)。血液からの老廃物(尿素窒素、クレアチニン、尿酸など)と余分な…
糸球体腎炎のひとつ。一過性の腎炎。扁桃炎などによって併発する。10歳以下の小児に多い。男性に多く、発症時期は秋から冬にかけて。原因は溶血性連鎖球菌などによる感染。症状はむくみや血尿、蛋白尿、高血圧など。基本的には自然に改善するが、腎機能障害が残ることもある。急性糸球体腎炎が1年経過しても血尿やタンパク尿が続く場合、慢性糸球体腎炎として治療を続ける。水分や塩分、タンパク質の食事制限や薬物療法による治療が行われる。
腎臓や尿に3ヶ月以上に渡って異常が確認される病気。自覚症状がなく進行しやすい。成人の8人に1人の割合で発症しているとされる。最終的には透析が必要となる腎不全に陥る。2002年に米国腎臓財団が提唱した概念である慢性腎臓病(CKD)は,日本の成人人口の約13%(1330万人)で,国民病と言われるほどに頻度が高い.また、腎臓の機能の低下によって心血管疾患を合併する可能性が高くなる。主な原因は高血圧や糖尿病、生活習慣病など。蛋白尿の検査やeGFRの測定などによって発見される。腸内細菌…
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