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寄生虫の一種。原虫よりも大きい多細胞生物。蠕虫症の原因となる。*1
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寄生性線虫の卵の産生を抑制する抗寄生虫作用を持つ有機化合物。海洋性海綿動物から発見され、豚回虫のNADHフマル酸レダクターゼを阻害することが知られている。蠕虫の嫌気的呼吸鎖複合体(複合体Ⅰ)のキノン還元部位を低濃度で特異的に阻害し、ユビキノンを電子受容体とする哺乳類の好気的呼吸鎖の酵素は阻害しない。
ヒトに寄生する蠕虫の一種。扁形動物門。ジストマとも。-住血吸虫--日本住血吸虫--マンソン住血吸虫--ビルハルツ住血吸虫--メコン住血吸虫-横川吸虫-肺吸虫--宮崎肺吸虫--ウエステルマン肺吸虫-肝吸虫
キタキツネに寄生する蠕虫の属。エキノコックス症の原因となる。キツネやイヌが最終宿主であり、中間宿主はヒト、ネズミ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ラクダなど。単包条虫と多包条虫の二種類がある。
蠕虫(エキノコックス)による人獣共通感染症。キツネやイヌの便に含まれる虫卵を経口摂取することや虫卵が汚染した川からの飲水、汚染地区の野菜の生食などによって感染する。ヒトからヒトへは感染しない。感染後5〜10年は無症状だが、徐々に肝臓で病巣を形成され、肝機能障害が引き起こされる。通常は発症後6ヶ月で重度の肝機能不全に陥り死亡する。有効な医薬品はなく、治療は発症前に手術によって患部を切除することのみ。かつては北海道の風土病だったが、現在では本州での発症が報告されている。
蠕虫による感染症。-アニサキス症-イヌ回虫症-住血吸虫症-日本海裂頭条虫症-エキノコックス症
参考文献一覧
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