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蠕虫による感染症。*1
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寄生虫の一種。原虫よりも大きい多細胞生物。蠕虫症の原因となる。-線虫-吸虫-条虫
蠕虫(エキノコックス)による人獣共通感染症。キツネやイヌの便に含まれる虫卵を経口摂取することや虫卵が汚染した川からの飲水、汚染地区の野菜の生食などによって感染する。ヒトからヒトへは感染しない。感染後5〜10年は無症状だが、徐々に肝臓で病巣を形成され、肝機能障害が引き起こされる。通常は発症後6ヶ月で重度の肝機能不全に陥り死亡する。有効な医薬品はなく、治療は発症前に手術によって患部を切除することのみ。かつては北海道の風土病だったが、現在では本州での発症が報告されている。
病原体の感染によって発症する病気のこと。ヒトまたは動物からヒトに感染する感染症を伝染病と呼ぶ。感染症法により、以下に該当する感染症は国に対して発生報告が義務付けられている。-1類感染症-2類感染症-3類感染症-4類感染症-5類感染症これらは、感染力や重篤性などによって分類されている。
生きたアニサキスを摂取することで起こる症状。寄生虫が胃腸壁に穴を開けることで免疫反応が起き、激しい腹痛や嘔吐を伴う急性胃腸炎を引き起こす。魚介類の生食後数時間で激しい上腹部痛、胃の攣縮、悪心、嘔吐をもって発症するのが特徴です。この原因は、虫体が胃壁に刺入した痛みではなく、実は即時型アレルギー反応によるものです。初感染時は、幼虫が胃壁に刺入しても、症状は出ないのですが、体内では幼虫が抗原となりアニサキス抗体が産生されます。この状態で二度目の感染が起こると、アニサキス抗体と反応し…
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