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血小板が異常に増え、血栓ができやすくなる症状。*1
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骨髄増殖性疾患(骨髄増殖性腫瘍)のひとつ。血小板が過剰に増加することで逆にその機能が低下し出血傾向が見られる。血小板数が100万/μlを超える場合にはアスピリンやチクロピジンなどの抗血小板薬を用いる。
血管内にできる血液の塊。塞栓子のひとつ。外傷を修復するために血液が凝集してできる。血管が傷ついてできた血栓は、出血や外部からの病原体の侵入を防ぐ。また、血栓内にはPDGFやVEGFなどの増殖因子と、その阻害因子(TGF-β)などを含まれ、血管の修復に関わる。血流の悪化などよって血管内に発生する血栓は、血管を塞いで血液の流れを遮断して脳梗塞のような血栓症を引き起こす場合がある。血栓は,主に動脈硬化部位で形成される動脈血栓,静脈での鬱血などで形成される静脈血栓,そして臓器の毛細血…
血球の一つ。線維芽細胞や血管内皮細胞を呼び寄せ、傷口を塞いで出血を止める働き(止血)をする。栓球とも呼ばれていた。大きさは3μm程度で血液1μLあたり15万〜40万個の血小板が含まれる。巨核球の細胞質が剥がれてできる。血液中での平均寿命は8〜10日。イモリの血小板は細胞核を持つが、ヒトの血小板は細胞核を持たない。α顆粒や濃染顆粒と呼ばれる顆粒を持ち、細胞表面には血小板膜糖タンパク質が存在する。出血の後、血液は凝固しますが、この凝固には血小板が関与していることはご存知でしょう。…
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