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トロンビンを参照。
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活性化したスチュアート因子(血液凝固第Ⅹ因子)。活性化第Ⅹ因子とも呼ばれる。血液凝固第Ⅴ因⼦、リン脂質、カルシウムイオンとともにプロトロンビン(血液凝固第Ⅱ因子)をトロンビン(血液凝固第Ⅱa因子)とする。活性化血小板膜のホスファチジルセリンに結合して血液凝固第Ⅴ因⼦と複合体(プロトロンビナーゼ複合体)を形成し、効果的にプロトロンビンをトロンビンに変換する。また、白血球や血管組織の細胞膜上のPAR-2を活性化して傷害局所に炎症や浮腫、血管収縮などを起こして傷害の治癒に関わる。腫…
血液凝固因子を直接阻害することで抗凝固作用を示す医薬品。食事に影響を受けず、即効性があるなどの利点がある。当初は新規経口抗凝固薬(NOAC)と呼ばれた。トロンビン(血液凝固第Ⅱa因子)を阻害するダビガトランや血液凝固第Ⅹa因子を阻害するリバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバンがある。P-糖タンパク質とCYP3A4によって代謝されるため、これらを阻害する薬剤を併用すると作用が増強されて出血が増えることが報告されている。
血液が血管外に出ると生じる血液凝固因子。プロトロンビン(血液凝固第Ⅱ因子)から生成され、血液凝固第Ⅱa因子または活性化血液凝固第Ⅱ因子と呼ばれる。セリンプロテアーゼであり、フィブリノーゲンに作用することでフィブリノペプチドが切り離され、フィブリンの単量体ができる。プロテアーゼ活性化型受容体(PAR-1、PAR-3、PAR-4)に結合する。
血液を固める働き(血液凝固)を促進する物質。単に凝固因子と表記されることもある。複数のタンパク質やカルシウムイオンがあり、これらが連鎖的に活性化することで最終的にフィブリンによる血栓を形成する。血漿中には血液凝固因子というタンパク質が含まれる。血液凝固因子にはⅠ番からⅩⅢまで(Ⅵ番は欠番)の背番号が付いたタンパク質がある。... 最終的には、フィブリノゲンをフィブリンに変換して血小板でできた血栓を固めて、強固な二次血栓をつくり、出血を止める。活性化した血液凝固因子は数値の後に…
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