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活性化したスチュアート因子(血液凝固第Ⅹ因子)。活性化第Ⅹ因子とも呼ばれる。血液凝固第Ⅴ因⼦、リン脂質、カルシウムイオンとともにプロトロンビン(血液凝固第Ⅱ因子)をトロンビン(血液凝固第Ⅱa因子)とする。活性化血小板膜のホスファチジルセリンに結合して血液凝固第Ⅴ因⼦と複合体(プロトロンビナーゼ複合体)を形成し、効果的にプロトロンビンをトロンビンに変換する。また、白血球や血管組織の細胞膜上のPAR-2を活性化して傷害局所に炎症や浮腫、血管収縮などを起こして傷害の治癒に関わる。腫…
血液を固める働き(血液凝固)を促進する物質。単に凝固因子と表記されることもある。複数のタンパク質やカルシウムイオンがあり、これらが連鎖的に活性化することで最終的にフィブリンによる血栓を形成する。血漿中には血液凝固因子というタンパク質が含まれる。血液凝固因子にはⅠ番からⅩⅢまで(Ⅵ番は欠番)の背番号が付いたタンパク質がある。... 最終的には、フィブリノゲンをフィブリンに変換して血小板でできた血栓を固めて、強固な二次血栓をつくり、出血を止める。活性化した血液凝固因子は数値の後に…
血液凝固因子のひとつ。不安定な物質であり、不安定因子やACグロブリン、血液凝固第Ⅴ因⼦とも。血液凝固第Ⅹa因子がカルシウムイオンやリン脂質と結合し、プロトロンビンをトロンビンにする反応の補酵素となる。
活性化した不安定凝固因子(血液凝固第Ⅴ因⼦)。活性化血液凝固第Ⅴ因子。活性化プロテインCによって不活化される。
血管内皮細胞の膜タンパク質。トロンビンと複合体を形成し、トロンビンの血液凝固活性を阻害する。またプロテインCを活性化して血液凝固因子(血液凝固第Ⅴ因⼦、血液凝固第Ⅷ因子)を不活化させ、血液凝固を抑制する。また、一酸化窒素合成酵素のリン酸化を促進する。トロンボモジュリンの細胞外ドメインは、白血球のLFA-1、Mac-1インテグリンと結合する。
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