血液型不適合妊娠 †
赤血球の表面にはさまざまな抗原が発現しており、何らかの原因(妊娠・分娩、輸血など)で自分の赤血球に存在していない抗原が体内に流入してくると、この抗原に対して抗体が産生されます。産生された抗体は長期間体内に存在し、妊娠時には胎盤を通過して胎児に移行します。移行した抗体が胎児の赤血球と結合すると、胎児の赤血球が壊れ(溶血)、胎児は貧血となります。貧血が高度になれば心不全、胎児水腫などを引き起こし、胎内死亡に至ることもあります。*1
原因となる抗体がどの血液型によるものかによって、以下のように分類される。
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:27