最近更新された用語
血液型を決定する物質の総称。A抗原やB抗原など。
赤血球のみではなく、唾液や精液、羊水などにも含まれるものも指す。*1
関連する用語
血液に含まれる血球のひとつ。大きさは直径7〜10μm、厚さ2〜4μm。細胞核を持たない。1000倍に拡大した赤血球 出典: Red blood cell comparison in microscopic detail血球の99%が赤血球である。血液1μLあたりに450万〜500万個の赤血球が含まれる。生涯にわたって最も多く作られ続ける細胞であり、骨髄で1日あたり2000億個程度(血液の30〜40mL分)が作られる。造血幹細胞から造血前駆細胞、赤芽球を経て産生される。産生には…
前立腺液と精漿の混合物。
妊娠中の胎内を満たす液体。胎児は羊水中に浮遊して成長する。胎児が羊水を飲み、排尿することで一定の量が保たれる。羊水の主たる産生部位は胎児尿と考えられ、一方羊水の吸収部位としては胎児の嚥下により消化管内に取り込まれることにより吸収されるものと考えられる。
口腔の唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)で分泌される液体。消化酵素のアミラーゼを含む消化液のひとつでもある。分泌量は1日に1.0〜1.5リットル。交感神経が活性化すると分泌量が減少し、逆に副交感神経が活性化すると増加する。平常時に分泌される安静時唾液と、食事の際の咀嚼などの刺激によって分泌される刺激唾液の2種類があり、含まれている成分や濃度が異なる。唾液に含まれる粘性物質はムチン(糖タンパク質)と考えられている。咀嚼時は安静時に比べ6〜9倍の唾液が分泌される。唾液は咀嚼、嚥下、…
血液の赤血球上の抗原と血清に存在する抗体の種類による分類。50種類以上の分類方法があるが、輸血する時に重要となるのがABO血液型とRh血液型の2つ。臓器移植においてはABO血液型が特に重要となる。Rh血液型は、ABO血液型についで輸血医学上重要な血液型として知られている。Rh血液型は、1940年にLandsteinerとWienerによってD抗原が発見されて以来、多くの抗原が発見されており、主要な抗原であるD、C、E、c、eを含め45種類の抗原が報告され、複雑な血液型システム…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。