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輸血において、特定の血液の成分を補うために用いられる輸液。*1
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血液製剤中に生じる、顆粒球や血小板、フィブリン、赤血球などからなる凝集体。大凝集塊とも。血漿中の血液凝固因子が活性化され、フィブリン形成が進んで生じると考えられている。輸血セットの目詰まりの原因となる。自己血でも白血球を核としたマクロアグリゲートを形成することがある。
主に血液凝固因子の補充を目的とした血液製剤。血漿成分に血液保存液を加えたもので、含有成分は正常血漿に比べて約10〜15%薄まっている。指針によれば、FFPの投与は「凝固因子の欠乏による病態の改善を目的に行い、出血の予防や止血の促進をもたらすこと」とされている。しかし現代では多くの先天性凝固因子欠乏症においては濃縮因子製剤が利用可能であり、FFPの投与は後天的な出血傾向に限定される。
血漿中のアルブミンを補充するために用いられる血液製剤。アルブミンの純度によって以下の2つに分類される。-加熱人血漿蛋白-人血清アルブミンまた、アルブミンの濃度によっては以下のように分類される。-等張アルブミン製剤(4.4%、5%)-高張アルブミン製剤(20%、25%)
怪我や手術などの治療に伴って減少した血液(血球)を、適合する血液製剤や自己の血液を用いて補うこと。前者を同種血輸血、後者を自己血輸血と言う。
欠乏している生命維持に必要な成分を含んだ液体を体外から補給すること。また、その補給に用いられる液体のこと。-電解質輸液--開始液--維持液--細胞外液補充液-栄養輸液-血漿増量剤
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