最近更新された用語
血清中のフェリチン。
関連する用語
細胞内で鉄を蓄える、直径12nmのタンパク質。鉄を蓄えるための直径8nmの空間を内部に持つ籠状構造を取る。24個の同一のタンパク質によって構成される。フェリチンに貯蔵された鉄は鉄イオン(Fe3+)として安定であり、毒性を発揮しない。フェリチンは肝細胞、脾臓、膵臓、骨髄、肺、心臓、腸管など全身の臓器に分布する。細胞が鉄不足になるとフェリチンはオートファジーによってリソソームに運ばれて分解され、内部の鉄が取り出される。血清中のフェリチン(血清フェリチン)は、体内の鉄の貯蔵量を測定…
血液から血球と凝固因子(フィブリン)を取り除いた成分。血漿から凝固因子を除いた成分とも言える。黄色い透明な液体。赤血球数等の血球数や凝固因子の量などを知りたければ、採血時に抗凝固剤を入れる必要がある。そうしなければ、血液が固まってしまって血球数を数えることができない。抗凝固剤を入れて採血をすると、血液は凝固せず、遠心分離すると血漿を分離できる。... 一方肝機能検査等をする際には、抗凝固剤なしに採血をして血清を取り、血清中のGOT値やGPT値を測定する。もし抗凝固剤を入れてお…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。