最近更新された用語
血漿を増加させることを目的とした輸液。代用血漿剤とも。*1
デキストランやヒドロキシエチルスターチなど。
関連する用語
周術期に用いられる血漿増量剤。血管内皮細胞のグリコカリックス構造を変化させ、毛細血管の水の透過性に影響を与えることが示唆されている。-ボルベン
欠乏している生命維持に必要な成分を含んだ液体を体外から補給すること。また、その補給に用いられる液体のこと。-電解質輸液--開始液--維持液--細胞外液補充液-栄養輸液-血漿増量剤
グルコースをモノマーとする多糖類。ストレプトコッカス属やリューコノストック属(ロイコノストック属)などの細菌が菌体外に放出する水溶性のグルカン。デキストランの構造は産生する細菌の種類によって異なる。ムタンのようにα-1,3結合を多く含む場合は水に溶けにくくなる。リューコノストック属やストレプトコッカス属の産生するデキストランにはα-1,3結合が全結合の半分以上を占める不溶性のものが存在し、これはムタンと呼ばれる。ロイコノストック属菌由来のグルカン合成酵素には、水溶性のグルカン…
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。血漿から血液凝固因子(フィブリノーゲンなど)を取り除いたものは血清と呼ばれる。血液(全血)を凝固させ血小板や凝固因子を除いたものが血清 血液の約55%が血漿。血液の赤い色は赤血球のヘモグロビンの色である。血液から血漿を分離するには、抗凝固剤を加えて遠心分離を行うか約0℃の低温環境に置く。体中の細胞に必要な栄養分を届けると同時に不要になった老廃物などを回収するこ…
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