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直径30mm以上で、時に隆起する紫斑。*1
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頭に物理的な強い力が加わることで脳が崩れること。脳そのものに挫滅と浮腫が起こる。意識障害、運動麻痺、嘔吐、痙攣などの症状が現れ、治療が成功した場合でも後遺症が残ることがある。脳挫傷は外傷後、数時間経ってから明らかになってくることもあり、特に脳挫傷による血腫は後から徐々に増えてくることがある。受傷後に一次脳損傷の周囲の広い範囲に二次性の細胞障害が広がっていく現象が観察される。この進行には、血管内皮への多核白血球の接着と、それに伴う血管内皮障害、さらには脳実質内への白血球の遊走が…
外部から頭を回転させる強い力が加わった場合に脳が捻じれ、広範囲(びまん性)の軸索が強く引っ張られて断裂し、その機能を失う外傷。頭部外傷後、意識障害(昏睡)が起こる。脳室などに小出血が確認される場合があるが、CTやMRIで脳に明らかな血腫や脳挫傷が確認できないこともある。びまん性軸索損傷により軸索損傷が広範に起こると、慢性期に白質体積が減少して代償的に脳室が拡大することが知られている。
起こったばかりの骨折。血腫が出来て骨が作られ始める前の段階。これに対し、時間が経過しているが正常に治癒しなかった骨折(古い骨折)を陳旧性骨折と呼ぶ。
発疹のひとつ。内出血などで皮膚に現れる紫色の斑点。大きさによって以下の様に分類される。-点状出血(直径2mm以下)-斑状出血(10〜30mm)-血腫(30mm〜)という.紫の色調は,出血が起こってすぐは鮮紅色に近く(ヘモグロビンの色調),時間経過とともに褐色調(ヘモジデリンの色調)へ変化する.マクロファージが漏出した血球を貪食し分解すると色調は消失する.
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