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皮膚の近くに多数存在する静脈。
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原著では「肺がん、膵がん、胃がんなどの担がん患者の胸部や上肢の表在静脈に見られる反復性・遊走性血栓症」を指す。トルーソー症候群とも。現在は悪性腫瘍に伴う凝固能亢進を基盤とした静脈血栓塞栓症(VTE)および非感染性心内膜炎(NBTE)などによる脳梗塞を含む全身性動脈塞栓症と理解される。タグ:
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
心臓へ流れ込む(戻る)血液の流れる血管のこと。主に脚の筋肉が静脈の流れを作る。静脈には血液の逆流を防止する弁(静脈弁)があり、これは動脈には存在しない。動脈を流れて体の末端に送られた血液の90%が静脈となり、残りの10%は毛細血管から細胞周辺に漏れて組織液となる。
静脈内に血液が逆流して貯まることで、その一部が膨らんで皮膚の表面に浮き上がって見えるようになる症状。下肢静脈瘤など。静脈弁の異常などによって静脈の流れが滞ることで起こる。症状の進行は遅く、数10年経って大きくなる程度である。女性の場合、妊娠や出産を期に軽い静脈瘤が現れる場合がある(二次性静脈瘤)。立ち仕事の多い人なども深部静脈の圧が高くなるために弁が壊れやすく、静脈瘤になりやすいとされる。-一次性静脈瘤-二次性静脈瘤(深部静脈の循環障害から表在静脈の静脈弁の破壊が起こる)-先…
脚の筋肉中や骨盤内にある静脈。足にも動脈と静脈が足の指先まで走っていますが、静脈は、さらに筋肉の中を走る深部静脈と、皮膚のすぐ下を走る表在静脈に分かれています。
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