健康用語WEB事典

補酵素(coenzyme)

補因子のひとつ。酵素の働きを補助する、タンパク質ではない有機化合物コエンザイムとも呼ばれる。*1

補酵素の多くはビタミンから生成される。例えば、ナイアシンNAD+という補酵素になる。補酵素がアポ酵素に結合することでホロ酵素となり酵素として働くようになる。*2*3

単独では触媒活性を示さないタイプの酵素アポ酵素と呼ぶ.アポ酵素ビタミン類や金属イオンなどと結合し,ホロ酵素となって触媒活性を示す.このとき,結合するビタミン類や金属イオンなどを補因子と呼ぶが,そのうち,ビタミン類などの有機分子を特に補酵素と呼ぶ.*4

補酵素はさらに以下の2つに分類される。

*1栄養生理学 細胞の生理とエネルギー代謝: http://ocw.eiyo.ac.jp/shokubunka/eiyo_seiri/pdf/lecture2.pdf
*2秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学
*3羽衣国際大学 酵素とは: http://www.hagoromo.ac.jp/o.php?f=/arti_files/%8Dy%91f.ppt
*4徳島文理大学薬学部 生薬研究所第一研究室<有機合成化学グループ>: 課題解答例: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/kadaikaitourei.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-04-04 (水) 18:17:40