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ミトコンドリアのエネルギー生成(呼吸鎖)に関わる酵素の複合体。呼吸酵素複合体とも。呼吸鎖複合体はmtDNAと細胞核DNAの両方にコードされた遺伝子産物が合わさって構成される。-複合体Ⅰ(NADH-CoQレダクターゼ)-複合体Ⅱ(コハク酸-CoQレダクターゼ)-複合体Ⅲ(CoQ-シトクロムcオキシドレダクターゼ)-複合体Ⅳ(シトクロムオキシダーゼ)-複合体Ⅴ(ATP合成酵素)
複合体Ⅰ〜複合体Ⅳによって行われる電子伝達系および複合体Ⅴによって行われる酸化的リン酸化を合わせたATP合成の全過程のこと。ミトコンドリアで行われる。複合体Ⅰ〜複合体Ⅴは呼吸鎖複合体と呼ばれる。
ミトコンドリア内膜に含まれ、ADPとリン酸からATPを合成する反応を触媒する酵素。原核生物から高等動植物まで、ほとんど同じ分子構造を持つことが知られている。複合体ⅤやATPシンターゼとも。ATP合成酵素は約10種類のタンパク質が数十個組み合わさってできた複合体から構成され、F0モーターおよびF1モーターと呼ばれる回転する分子構造を持つ。これらのモーターがミトコンドリア内から外に出る水素イオンの流れによって回転してATPを合成する。ATPの合成反応は、キノコのような形をした複合…
ミトコンドリア内で発生するプロトン濃度勾配を利用して、呼吸鎖複合体ⅤによってADPとリン酸からATPを合成する過程のこと。電子伝達系の反応の一部。
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