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タンパク質や糖質と結合した糖質。糖タンパク質や糖脂質、プロテオグリカンなど。*1
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糖と結合したタンパク質。タンパク質に比較的短い糖鎖がついたもの。細胞の表面や細胞外に分泌されるタンパク質は、ほとんどがこの糖タンパク質の形をしています。例えば性ホルモンのひとつである黄体形成ホルモンや、ヒトの唾液や胃液、腸液などの粘液の成分であるムチンも、糖タンパク質のひとつです。体内でタンパク質に糖を結合させる翻訳後修飾である糖鎖修飾によってできる。タンパク質の約半数がこの翻訳後修飾を受けており、これによってタンパク質に結合する糖鎖はそのタンパク質の性質、細胞の増殖、分化、…
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
糖を含む脂質である。脳神経組織に多い。親水基の糖と疎水基の脂肪酸などを持つ。疎水基の部分がセラミドであればスフィンゴ糖脂質、アシルあるいはアルキルグリセロールであればグリセロ糖脂質となる。-スフィンゴ糖脂質-グリセロ糖脂質
タンパク質にアミノ糖とウロン酸からなるグリコサミノグリカンが結合した、糖の割合が高い糖タンパク質。前駆体はグルコサミン。プロテオグリカンは糖鎖がコアタンパク質に結合したものであるため,広義では糖タンパク質の仲間だが、一般の糖タンパク質には見られない特徴を持つことから、プロテオグリカンの名で区別される。例えば、一部のグリコーゲンはタンパク質であるグリコゲニンに多量のグルコースが結合した糖タンパク質であり、プロテオグリカンのひとつである。
炭水化物のうち、糖質分解酵素によって分解されて吸収またはそのまま吸収される糖類。三大栄養素のひとつ。化学的には、3〜9個の炭素の骨格と水素、酸素で構成される有機化合物。炭水化物のうち、消化・吸収されないものは食物繊維という。つまり、糖質は炭水化物から食物繊維を除いた分を指す。糖質 = 炭水化物 - 食物繊維糖質はほとんどが体内でグルコース(ブドウ糖)に変換される。糖質には以下のものが含まれる。-単糖類-少糖類--二糖類--オリゴ糖-多糖類-糖アルコール-高甘味度甘味料単糖類と…
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