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アルコールや脂肪酸の他にリン酸、糖、タンパク質などを含んでいる複雑な脂質。*1
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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
アルドースやケトース、糖質のこと。一般に炭素原子3個以上のポリヒドロキシアルデヒド類(アルドース)またはケトン(ケトース)およびその誘導体を指す。
糖を含む脂質である。脳神経組織に多い。親水基の糖と疎水基の脂肪酸などを持つ。疎水基の部分がセラミドであればスフィンゴ糖脂質、アシルあるいはアルキルグリセロールであればグリセロ糖脂質となる。-スフィンゴ糖脂質-グリセロ糖脂質
ヒドロキシ基(-OH)を持つ化合物の総称。主に酒に含まれているアルコールはエタノール。アルコールの血中濃度が0.1%以上になると毒性量、0.5%以上になると致死量である。体内に摂取されたアルコールは、細胞質中のアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに代謝された後に酢酸となる。アルコール脱水素酵素で処理しきれないアルコールは、ミクロゾームエタノール酸化酵素により分解される。アルコールの代謝にはビタミンB1を消費する。アルコール飲料は国際がん研究機関(IARC)によって198…
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