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マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。その含量は乾燥重量の約30%を占めるとされる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。その性状から食品の増粘剤やゲル化剤などとして利用される。マンヌロン酸を多く含むアルギン酸は柔らかく弾性の高い性状を示し、グルロン酸を多く含むアルギン酸は硬く脆い性状になる。その化学構造によって金属イオンを吸着させる。アルギン酸が金属イオンを結合するのは、主に脱プ…
海藻(褐藻類)に含まれる多糖類(水溶性食物繊維)。増粘剤やゲル化剤などの食品添加物として使用される。腸内細菌(バクテロイデス属)を増加させることで腸管の炎症性マクロファージを減少させ、メタボリックシンドロームを抑制する効果があることが報告されている。タグ:
褐藻類であるシワヤハズに含まれるテルペノイド。試験管内やマウスの潰瘍性大腸炎モデルにおいて、ゾナロールの経口投与が大腸における潰瘍を有意に抑制することが報告されている。作用機序として、転写因子Nrf2の活性化に作用し、炎症反応を抑制するとされる。
ステロールのひとつ。植物の細胞の生体膜を構成する成分。ファイトステロール(フィトステロール)とも。-カンペステロール-スチグマステロール-サルガステロール-シトステロール(β-シトステロール)-エルゴステロール(藻類)-フコステロール(褐藻類)一部の植物には、動物と同じコレステロールを含むものがある。植物ステロールには、人体に有益なものも確認されている。主に血漿コレステロール(LDL)の増加抑制効果が報告されている。海藻中に含まれるステロールで検討したものとして Reiner…
褐藻類に含まれるステロール。血漿中のコレステロール濃度低下作用を持つ。Δ5-アベナステロールとも。
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