最近更新された用語
解熱および鎮痛の作用を持つ薬。
関連する用語
神経が傷付くことで起こる非常に長引く痛み。神経因性疼痛とも。通常、触覚を伝える神経回路と痛覚を伝える神経回路は異なるが、末梢神経が障害を受けることで神経回路の編成が起こり、触れただけで痛みを感じる痛覚関連神経回路が形成されてしまっている状態とされる。原因はがんや糖尿病、帯状疱疹、脳梗塞、脳卒中などにより神経系が障害を受けること。慢性的な痛みを引き起こす上に難治性とされる。非ステロイド性抗炎症薬やオピオイド鎮痛薬などの解熱鎮痛薬は無効で、それよりも強力なモルヒネでも鎮痛しないこ…
以下を有効成分とする解熱鎮痛薬の商品名(全星薬品工業株式会社)。-サリチルアミド-アセトアミノフェン-無水カフェイン-プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
ロキソプロフェンやアセトアミノフェンを有効成分とする解熱鎮痛薬、アスピリンを有効成分とする塞栓子形成抑制剤などの商品名。
ステロイド作用をもたない抗炎症薬の総称。解熱鎮痛薬の分類のひとつ。代表的なものはサリシンに含まれるサリチル酸。シクロオキシゲナーゼを阻害してプロスタグランジンの産生を抑制することが確認されている。1990年代前半に、アスピリンの常用患者で大腸がんや胃がんの発生率が有意に低いことが報告され、その後、非ステロイド系抗炎症薬の長期服用により、罹患率、死亡率ともに低下するという報告が数多くされた。これは後に、これらのがん細胞が多く持つシクロオキシゲナーゼ-2を非ステロイド系抗炎症薬が…
ピラゾロンを基本骨格とする解熱鎮痛薬の分類。ピラゾロン系とも。副作用としてピリン疹やショックが確認されている。このショックで、1959年〜1965年までの間に計38名の死亡例がある。したがって、現在はイソプロピルアンチピリン以外は一般的な解熱鎮痛薬には用いられない。-スルピリン-アンチピリン-アミノピリン-イソプロピルアンチピリンアスピリンは名前にピリンが付くがピリン系ではない。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。