健康用語WEB事典

記憶(memory)

神経細胞の結合(シナプス)が定着したもの。強い刺激による入力や繰り返しの入力があると、神経伝達物質の放出量の増加やシナプスの数の増加などによって記憶は増強される(長期増強)。

記憶とは、神経ネットワークが本来の外部および内部からの入力がなくても駆動することによって内に一定のイメージや言語、および身体の動きなどが再現されること、すなわち "神経ネットワークの定着" と言い換えることができます。... 海馬で繰り返しの刺激がなく必要ないと忘却されます。繰り返しあるいは刺激の強度によってシナプス可塑性が生じ、シナプス伝達が固定化されると長期記憶になります。*1

記憶は以下の種類に分類される。

手続き的記憶海馬扁桃体を必要としないのに対し、陳述記憶を行うにはこれらの部位が必要。

*1ブックマン社 藤野武彦 馬渡志郎 片渕俊彦 認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を申請する(2015/10/10)

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:34