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シナモンに含まれるアルデヒド。シナモンの主成分および香り成分であり、虫歯菌(ミュータンス菌)に対する抗菌活性や歯垢形成阻害作用を持つ。また、インフルエンザに対する予防作用が報告されており、その作用は内服より吸入する方が強くなるとされる。シナモンのプロアントシアニジンの分子間を繋いて共重合体(コポリマー)を形成する。その際、イチゴや赤ワインの色素成分と同じ骨格を持つ赤い色素を生成していることが知られている。TRPA1のリガンドとなり、アストロサイトに発現しているTRPA1をシン…
酸性スフィンゴミエリナーゼが欠損する常染色体劣性遺伝疾患。リソソーム病の一種。小児早期に死亡する神経型の酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症。初発症状は肝脾腫で通常生後3ヶ月までに起こり、経過とともに腫大する。進行性の臓器症状や精神神経症状を来すニーマン・ピック病。コレステロールのエステル化障害と輸送障害により細胞内に遊離型コレステロールや糖脂質が蓄積する。乳児期以前に発症するほど胎児水腫や新生児遷延性黄疸、肝脾腫などの臓器障害が現れやすく致命的。幼少期以後、学童期以前に発症する…
ATP感受性カリウムチャネルのアイソフォームのひとつ。海馬神経細胞においてシナプス伝達を担うシナプス後肥厚(PSD)に多く局在する。Kir6.2の活性調節はβ細胞におけるインスリン分泌を促し、糖尿病治療の標的となる、また、アルツハイマー病における認知機能障害の治療標的となることが示唆されている。
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