健康用語WEB事典

認知行動療法(cognitive behavioral therapy : CBT)

人間の心理を「認知」「感情」「行動」「身体」の4要素に分け、それらの相互作用から理解し問題解決を試みようとする精神療法。

苦痛な感情や不快な身体感覚がもたらされたり非機能的な行動につながったりすることにより症状が維持・強化されるため、認知行動療法では患者に根づく考え方の癖や習慣づいた非機能的な行動パターンの修正を行ったり、リラクゼーション技法を用いて不快な身体反応を鎮めたりしながら不快な感情体験を軽減させ、徐々に適応的な生活習慣を身につけていくことができるように支援する。*1

タグ: 治療法 心理 認知 感情 精神療法

*1基礎科学から医学・医療を見る 認知行動療法の紹介 樫村正美 野村俊明: https://doi.org/10.1272/manms.12.57

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このページの最終更新日時: 2022-08-31 (水) 17:11:07