健康用語WEB事典

賞味期限

劣化が比較的緩やかな食品に付けられる期限の目安。賞味期限が設定されている食品には、食品自体が腐敗しないものもあるため、期限が過ぎていても食べられるものもある。

定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいいます。ただし、当該期限を越えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるとされています。*1

このため、「賞味期限」を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんので、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。*2

これに対して、劣化が早い食品には消費期限が設定される。

以前は品質保持期限とも呼ばれていた。

食品の日付表示に関しては、平成7年4月から製造年月日等の表示に代えて、消費期限又は賞味期限(品質保持期限)の期限表示を行ってきている。また、平成15年7月には、食品衛生法及び農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(以下「JAS法」という)に基づく表示基準を改正することにより、「賞味期限」と「品質保持期限」の2つの用語が「賞味期限」に統一されるとともに、「賞味期限」及び「消費期限」のいずれについても、それらの定義の統一が行われた。*3

*1食品の「期限表示」について: http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/pdf/pamph_g.pdf
*2加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について): http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/pdf/qa_i.pdf
*3食品期限表示の設定のガイドラインについて: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/02/s0203-4b.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:35