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輸血用血液のひとつ。200mlの血液から白血球を除去し、血漿成分をほとんど除いたもの。*1
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血球のグループのひとつ。造血幹細胞から分化する食細胞の一種。大きさは10〜20μmで赤血球よりも大きいが、血管内皮細胞の間を通って血管外に出ることができる。血液1μLあたり4000〜9500個の白血球が含まれる。赤血球よりも大きく細胞核を持つ。通常は肺や脾臓、腸、リンパ節、血管の内皮細胞などに貯蔵されており、血液中の白血球の数は、体内全ての白血球の1%程度。運動をすると血液中の白血球(好中球)の数は増加する。運動以外にも、細菌などの感染による炎症や喫煙、ステロイドの使用、血液…
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。血漿から血液凝固因子(フィブリノーゲンなど)を取り除いたものは血清と呼ばれる。血液(全血)を凝固させ血小板や凝固因子を除いたものが血清 血液の約55%が血漿。血液の赤い色は赤血球のヘモグロビンの色である。血液から血漿を分離するには、抗凝固剤を加えて遠心分離を行うか約0℃の低温環境に置く。体中の細胞に必要な栄養分を届けると同時に不要になった老廃物などを回収するこ…
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。体重60kgの成人では4.5〜5リットル。体重の約8%(13分の1)を占める。血液の25%を失うと体温や血圧低下が起こり、35%を失うと意識障害が発生する。心臓から送り出される血液は動脈、心臓に戻る血液は静脈を通る。人間が生命活動を維持できる血液のpHの範囲は 6.8~7.8。通常は 7.35〜7.45 となるように調節される。血液のpHはHCO3-(…
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