健康用語WEB事典

関連する用語

オリーブ橋小脳萎縮症

多系統萎縮症のうち、中年以降に発症し、初期症状として小脳性運動失調が現れる神経変性疾患。経過とともにパーキンソニズム、自律神経症状（排尿障害や起立性低血圧など）を呈することが多い。

ミドドリン

本態性低血圧、起立性低血圧の治療薬。商品名はメトリジン。ジメトキシフェニルアミノエタノール（DMAE）をグリシンで修飾したプロドラッグ。交感神経α1受容体を直接刺激し、細動脈を収縮させて全末梢血管抵抗を増大させることで血圧を上昇させる。

アメジニウム

透析時の血圧低下の改善や本態性低血圧、起立性低血圧の治療薬。商品名はリズミック。交感神経神経終末にてノルアドレナリンの再取り込みを抑制してその量を増加させ、また神経終末においてモノアミンオキシダーゼを阻害してノルアドレナリンの不活化を抑制する。

糖尿病性神経障害

糖尿病における合併症のひとつ。合併率は40%前後と高い。自覚症状は痺れ、下肢の冷感、こむら返りなど。悪化すると自律神経障害の起立性低血圧によるふらつきや失神、膀胱無力症による排尿障害、糖尿病性壊疽による下肢切断に至る場合もある。

非定型抗精神病薬

ドーパミン以外の神経伝達物質に対して選択的に働く抗精神病薬。新規抗精神病薬とも。1980年代後半に導入され、現在では統合失調症の第一選択薬。副作用の錐体外路症状が現れにくいが、血糖値の上昇や体重の増加が起こる傾向がある。脳に存在するドーパミンD2受容体と5-HT2A受容体の機能を抑制することで効果を発揮するが、これらに類似する他のアミン受容体にも結合して不活性化するため、副作用として眠気、体重増加、高血糖、起立性低血圧などがある。-クエチアピン-オランザピン-クロザピン-リス…

特発性過眠症 降圧剤 三環系抗うつ剤 L-ドーパ 過食 mmHg 収縮期血圧 失神 酒 薬剤 脱水 血圧 脳 眼前暗黒感 拡張期血圧 低血圧 めまい

参考文献一覧

*1昭和医学会雑誌 起立性低血圧: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma/71/6/71_523/_article/-char/ja/

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