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顔面神経の分枝。軟口蓋に存在する味蕾の味覚情報を伝達する。

迷走神経の副次的な神経として名が付けられた脳神経。第Ⅺ脳神経とも。延髄から出る特殊内臓性線維である延髄根（3〜6本）と、第5または第6頚椎までの脊髄の側索から出る一般体性遠心性線維である脊椎根（6～7本）の2種類がある。延髄根は迷走神経の下神経節の直上で、迷走神経の枝と一緒になり、軟口蓋、咽頭、喉頭、食道の横紋筋を支配する。したがって、延髄根の神経線維は特異な走行する迷走神経根の一部であると言える。

表情筋（顔面筋）の運動を司る脳神経。第Ⅶ脳神経とも。顔面が受ける感覚は三叉神経によって伝達され、顔面神経は関わらない。顔面神経は茎乳突孔を出た後、耳下腺に進入して数本に枝分かれし、最終的には外耳孔から出て放射状に顔面の表情筋に分布する。顔面神経は大きく以下の4つに分岐する。-側頭枝-頬骨枝-頬筋枝-下顎縁枝表情筋の制御以外にも、分泌腺に分布するものなどが含まれる。顔面神経は、顔面表情筋やアブミ骨筋の運動を支配する運動神経、涙腺や唾液腺の分泌に関与する分泌副交感神経、軟口蓋・舌…

口腔の上の壁。鼻腔と口腔との境界。前方（3分の2）の硬い部分を硬口蓋、後方（3分の1）の柔らかい部分を軟口蓋と呼ぶ。

軟口蓋の後方中央から垂れ下がる突起。俗にのどちんこと呼ばれる。

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