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髄膜の最も内側の膜。
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頭蓋骨内部を覆う硬膜の内側にあるくも膜と、脳全体を覆う軟膜との間(くも膜下腔)に出血する脳出血のこと。死亡率が高く、後遺症が残る可能性の高い重篤な症状。主に脳動脈瘤の破裂によって起こる。その他の原因は血管の奇形や腫瘍、外傷など。40歳以降で女性に多く、家系内にくも膜下出血の病歴がある場合に頻度が高い。くも膜下出血が起こると、突然非常に強い頭痛を感じる。その後に嘔吐や気絶が起こることがある。実際にクモ膜下出血になった患者さんの話をうかがうと、「ほんとうになぐられたような頭痛」、…
脳実質とは区別される脳内領域。脳の周囲を覆っている髄膜や脳内血管の周囲に存在し脳脊髄液に満たされている空間に加え、脳脊髄液を産生する脈絡叢などが含まれる。-軟膜-クモ膜-硬膜-脈絡叢特殊なマクロファージ(脳境界マクロファージ)が存在する。タグ:
脊椎動物の誕生初期に、表皮となる外胚葉と神経上皮細胞の境界部に生じる細胞集団。外胚葉に由来するが、その分化の多様性から「第四の胚葉」と呼ばれることもある。ここから生まれる細胞は神経堤細胞と呼ばれる。神経堤は、神経板が凹凸して神経溝を形成する時、神経板と外胚葉の境界部の細胞が内部に陥入して形成される細胞集団である。末梢神経系の構成分を形成し、神経節(知覚性、自律神経系の)、シュワン細胞、軟膜、クモ膜、メラニン細胞などに分化する。
脳のくも膜と軟膜の間の空間のこと。脳脊髄液で満たされている。くも膜と軟膜のすき間は、くも膜下腔と呼ばれていますが、ここには、脳脊髄液という脳を循環している透明な液体と、脳動脈や脳静脈が存在しています。くも膜下出血とは、このくも膜下腔に出血を起こした状態をいいます。
脊髄と脳を覆う三層の膜。外側から順に以下の3つの膜で構成される。-硬膜-くも膜-軟膜
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