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トランスポーターを参照。
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グリア細胞のひとつ。星状細胞や星状膠細胞、アストログリアとも。脳内の神経細胞の周りに存在する。ヒトの大脳皮質においては最も大きく、数も多い細胞。星型をしていることから名付けられた。神経細胞の主な産生時期が終了した後の神経幹細胞から生じる。アストロサイトの元になるアストロサイト前駆細胞は脳深部で作られ、脳表面側へと移動して、すでに形成され始めている神経細胞ネットワークに合流する。アストロサイトは細胞外のグルタミン酸をGLT-1によって細胞内へ運び込むことにより細胞外のグルタミン…
尿からシスチンと塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン、オルニチンなど)を取り込む輸送体。変異によってシスチン尿症の原因になることが知られている。b0,+ATとも。
視界の一部に起こる異常。閃光暗点とも呼ばれる。片頭痛の前兆として起こる。目の前で光が明滅してるように見える、視野の一部が欠けて見える、円形のギザギザしたものが現れるなどの視覚の異常が現れる。閃輝暗点が発生した後に片頭痛が起こることが多く、片頭痛の前兆と言える。しかし、片頭痛が起こる前に必ず閃輝暗点が起こるわけではない。注視点の片側に小さな視野の欠損部が現れ、それが次第に拡大して、片側の視野の広い部分に入った物体が見えなくなる。視野の欠損部(暗転)の辺縁がジグザグ状で輝いている…
細胞膜に存在し、細胞内外の物質の輸送に関わる膜タンパク質の総称。輸送体や輸送担体とも。トランスポーターを標的とする医薬品は作用が強力であるため多く使用される。濃度勾配に従って物質を輸送するものを受動輸送体、濃度勾配に逆らってエネルギーを使って物質を輸送するものを能動輸送体と呼ぶ。トランスポーターは、一般的に12回膜貫通構造を有する膜タンパク質であり、現在、約400種のヒト型トランスポーター遺伝子が知られる。トランスポーターの輸送様式は、促進拡散と一次性能動輸送、二次性能動輸送…
細胞毒性を持つ有機化合物。骨粗鬆症の治療薬であるビスホスホネート製剤(第一世代)の有効成分となる。クロドロネートとも。分泌小胞内にATPを運ぶ輸送体(VNUT)を阻害することで、疼痛や慢性炎症にも効果があることが報告されている。研究グループは、慢性疼痛を引き起こす原因になる慢性炎症にも着目。クロドロン酸は免疫細胞からのATP分泌を遮断することで、炎症性疾患の原因となる炎症性サイトカイン量が低減し、抗炎症効果を発揮することを見いだしました。また、プレガバリンよりも強い鎮痛作用を…
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