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造血(血球の産生)を行う器官である骨髄、リンパ節、脾臓の総称。*1
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骨髄の造血幹細胞から作られる血液中で形を持つ成分。血液細胞や血球系細胞とも呼ばれる。血液から血漿を除くと血球が残る。-赤血球-白血球--リンパ球-血小板
正球性正色素性貧血と網赤血球および骨髄での赤芽球の著しい減少を特徴とする造血器疾患。先天性の赤芽球癆はダイアモンド・ブラックファン貧血と呼ばれる。赤血球系のみが減少して重症の貧血を呈するのが特徴。1979年~1993年の15年間での発症は107例であり稀。成人の場合、赤芽球癆と診断された時点で既に重症の貧血であることが多い。貧血に伴う全身倦怠感、動悸、めまいなどの自覚症状がある。後天的なものは薬剤やヒトパルボウイルスB19などが原因として知られている。薬剤による赤芽球癆の原因…
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。リンパ節の役割は、リンパ液に含まれる異物を取り除き、それらが組織や血管内に侵入するのを防ぐこと。リンパ節の役割は、大きくは「免疫」と「老廃物の処理」の2つで、前者では、免疫細胞たちの情報交換の場として、また戦闘の司令塔としての機能を果たしています。リンパ節で炎症…
血液の濾過や門脈の血流量調節、リンパ球の生成や血球の処理などを行う臓器。生存に必須な臓器ではないが、摘出すると感染に対する防御力が低下する。高さ10~12cm、幅6~8cm、厚さ3~4cmでコーヒーの豆に似た形。重さ150g程度。古くなった血球や血小板を破壊する。ヒトの胎児期には、骨髄だけでなく脾臓でも血球が産生されるが、誕生後は主に骨髄での産生のみになる。リンパ器官としては最大。血液中の異物を集積・濃縮して抗原提示を行う。リンパ管は通っていないため、抗原やそれを捉えた食細胞…
造血器に発生する悪性腫瘍。-急性白血病--急性リンパ性白血病--急性骨髄性白血病-慢性リンパ性白血病-慢性骨髄性白血病-多発性骨髄腫
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